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社寺板金


社寺板金とは、お寺や神社などの建造物のための板金、錺(かざり)を作る技術です。銅板を赤くなるまで焼き、冷めてから木彫りの型にのせ、打ち込み形を合わせていきます。深く、狭く掘り込んであるところほど難しく、銅板が薄くなりすぎると穴が開いてしまいます。仏閣にはめこまれた銅は時間が経つと青い錆が表面を覆いはじめ、それによって丈夫になり、長持ちします。錆が出てくる頃には、青みがかった深い緑が荘厳な雰囲気を醸し出します。

屋根の上にのせる装飾「鬼」。この木彫りに合わせて銅板を作ります。

焼いた後、十分に冷ました銅板を木彫りに乗せて打ち込みます。

深く、狭く掘り込んでゆくところは、銅板に穴が開かないように、細心の注意を配ります。

屋根の部分では0.35〜0.4ミリの銅板を使いますが、鬼の部分では0.6〜0.8ミリのものを使用しています。

最後に屋根の上に組み合わせて完成です。長く使われる社寺板金だけに失敗はゆるされません。だからこそ、やりがいがあります」。