セキノ興産 陸上競技部は、リーマンショックの年として記憶される2008年「スポーツを通じて社員の心を一つにしたい」という願いのもと、新潟県見附市に新工場を建設したことを契機に部員1人で創設されました。
以来、一貫した理念を実践し、規模ではなく中身を充実していくことに尽力。
地道にコツコツと成長を遂げるスタイルで、着実に実力のあるメンバー達が育ち、2014年には元日開催の全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)に念願の初出場を果たしました。
少数精鋭で駅伝を戦う部員を全社員でサポートするという、実業団スポーツのあるべき姿を実践しています。
陸上部を引退した後も当社で働き続けられる環境を整えるなど、社員が安心して働ける職場づくりを推進しています。
私たちには成形加工技術や施工管理のノウハウがあります。しかし、これは付加価値の部分です。モノを右から左へ流すだけの仕事では、企業の存在意義も見いだせないと考えます。支持される企業であり続けるためには、自社ならではのオリジナリティ=個性が必要になると我々は考えています。
SEKINOが創業から75年の歴史を刻んでこれたのは、そうした自社特有の付加価値=オリジナリティを追求してきたからでしょう。また、お客様第一主義を貫いてきた点も企業成長の大きな要因です。たとえば取引先の規模を問わず、誠心誠意のお付き合いをさせていただくこと。あるいはお客様の声に耳を傾け、些細なニーズに対しても持てる力を惜しみなく発揮すること。こうした活動は私たちの揺るがぬ基本姿勢です。自らの利益だけを追いかけて取引先と遊離したり、お客様の理解を得られないような独断専行に陥る愚は慎んできたつもりです。肝心要はお客様との共存共栄。それがひいては、私たちの存在意義を高めることにもつながるはずです。
こうした企業活動を通じてSEKINOがめざしているのは、規模ではなく中身の充実です。規模や業績の大きい組織が必ずしも良い企業だとは思いません。社員一人ひとりの個性を十分認識し、尊重するとともに、企業全体にゆとりやあたたかさを感じる組織でありたいと思います。企業は社員の生活を豊かにする器でなければなりません。人が生き生きと活動し、互いに協力しあえる環境をつくる、それが当社の目指しているものです。