太陽光発電のパネルを屋根に取り付ける時、「取り付けてはならない場所」があるのをご存じですか?
取り付けてはならない場所に、太陽光パネルを取り付けると、
などの被害が発生します。
これらの問題は、セキノ興産が長年屋根メーカーとして培ってきた独自のノウハウで、屋根診断の段階で見極めることが可能です。
左写真をご覧下さい。赤色で×印を付けた場所ですが、普通に考えると。もう1枚、太陽光パネルがのりそうですよね。
実際に施主様からも、この場所にもパネルを付けて欲しいと依頼をされました。
しかし、長年、屋根に携わっている弊社は、この場所にはパネルを付けない方がいいと判断しました。
屋根には、雨が降った時に水が流れる「谷」と呼ばれる場所があります。
左写真の<水色>に塗った場所です。
雨は低いところに向かって流れますので、この「谷」に雨水が集中するのです。
このような「谷」に太陽光パネルがかかってしまうと、どうなるでしょうか。
そもそも、写真のような瓦屋根には、メーカー純正の工法で太陽光発電を取り付けます。屋根に穴をあけてパネルを固定する工法です。これは、どこの販売店でも同じ方法で取り付けます。屋根に穴をあける際、当然どこの業者でも「穴」はふさぎますが、その箇所が、老朽化してくると隙間ができ、雨漏りする可能性が出てきます。
特に「谷」となる部分には水が溜まりやすく、侵入しやすくなります。
水が浸入してくることで、屋根材が腐ったり、老朽化が加速し、耐久性が落ちてくる場合があるのです。
弊社は創業72年の屋根メーカーです。長年培った屋根のノウハウと経験値から太陽光発電を取り付けてはいけない場所をきちんと診断し、施主様にご説明させていただいております。
太陽光発電の<雨漏り被害>は、新聞やニュースでも取り上げられています。
こういった被害が実際に起きていることを、まずは知っていただきたいのです。
屋根メーカーであるセキノ興産は、メーカー純正の取り付け工法の他に、屋根に穴をあけないで太陽光発電パネルを取付ける独自の「キャッチ工法」というものを開発しました。このキャッチ工法は、全ての屋根に対応できる工法ではありませんので、屋根診断の際に、説明させていただいております。
キャッチ工法ができない屋根でも、最適な位置に最適な工法で取り付けいたします。
屋根に太陽光発電パネルを取り付けるにあたり
など、屋根の専門知識とパネルの取付け知識、そして太陽光発電の
仕組みの知識といった3つの知識が絶対に必要であると思います。
この3つの知識こそが屋根メーカとして弊社がこだわっている部分です。
お客様に太陽光発電のお見積をご提出する時は、必ず屋根診断を行います。
これは、お客様の屋根の状態を確認することで、できるだけ正確なお見積をお伝えしたいからです。
また、維持費用を最小化できるように、どのような取付けが良いかを事前に確認するためです。
屋根の健康診断をしたいという想いが1番ですが、
実は、図面と実際の屋根の設計が違っている、というケースも多いのです。
だから、屋根も見ずに安易に見積もりを作成することはお断りしているのです。
(新築の場合は、図面だけで見積り作成が可能な場合がありますので、ご相談ください)
屋根メーカーである弊社は、屋根の知識と太陽光発電の知識をベースに、取付け工事を非常に慎重に行います。
弊社の屋根の知識が豊富な専門スタッフがお客様の屋根を拝見させていただき、耐久性がない屋根だと判断すれば、太陽光パネルの取付け自体をお断りするか、屋根のリフォームをお勧めしています。
そうしなければ、長い目で見ると余計にお客様の経済的負担が増えてしまうからです。
例えば、屋根の状態を確認もせず、安いからといって太陽光パネルを設置したとします。
当然、悪徳業者ばかりではないので、パネルメーカーの指示通りの工法で取り付けると思います。
しかし、屋根に対する専門知識がないと、上述したようなトラブルを招きます。
すると、10年後、20年後といったレベルで、屋根が傷み始め、改修工事をする必要が出てきます。
こういったメンテナンス費用が増えてくると、結果的に初期は安かったけど維持費が高くなるというケースもおこりえます。
(誤解のないように追記いたしますが、すべての取付け工事でこのようになるとは限りません。弊社のように、ちゃんと知識をもった業者も存在するでしょうし、屋根の状態によっては気にする必要がない場合もございます。)
そう考えると、最初にきっちり屋根の状態を確認し、正しい知識で正しい取付けを行う必要があると弊社は考えています。
どんな形の屋根で、障害物や影になるようなものはないか確認します。
写真のお宅は南向きで屋根形状がシンプルな切妻屋根です。方角は東・西面にも設置出来ますが、南面よりは効率が下がります。また、屋根形状が複雑な場合はどうしても架台数・工事費が多くなりますので割高になります。
工事の際に、屋根に足場が必要かどうかを確認し、また、工事車両の出入りが可能かどうか、さらには、雪などが積もった場合の落雪なども確認します。落雪はとくに注意が必要です。パネルに積もった雪は落雪しやすく、車の上に落ち、車が痛んだり、隣の家に落ちたりなど、トラブルの原因になります。
屋根勾配(傾斜)の最適角度は30°が理想です。±10°前後程度なら約2%の低下なので、屋根の勾配なりに設置するのが通常です。(陸屋根を除く)屋根の勾配については急勾配になればなるほど雪国では落雪の配慮・対策が必要となります。逆にフラット(陸屋根等)になると積雪の重量・影の影響への配慮・対策が必要です。
太陽光パネルの設置可能な面積を測定します。より正確な発電量を算出するために必要です。
パネルの設置可能面積は軒先・棟・妻側から建築基準法で定められた一定の間隔を空けて考えなければなりません。また、影になる部分がないか、積雪地域では落雪を考慮した上で軒先からパネルまでの間隔を大きく開けられるのか等,現場の目視/確認・実寸の測定が必要です。
どのような素材を使っている屋根なのか、また下地は傷んでいないかなどを確認し、キャッチ工法が可能かどうか判断します。場合によってはキャッチ工法が使えない場合もございます。
屋根材の種類によって架台を取付する工法が変化します。また、全ての屋根材に設置できる訳ではありませんので設置可能・不可能を判断する専門的な知識が必要です。
太陽光パネルの取付け工事中に屋根の問題が発覚し、値段が上がるというのは、よくある話です。その時にはもう値段が上がっても「キャンセル」できません。
屋根が老朽化していると、それを無視して取り付けた場合、
パネルや屋根の耐久性が悪化します。それを防ぎたいのです。
設置してはいけない場所はどこか、どう設置すればよいか、どうすれば発電最大化、費用最小化ができるかなどを確認し、発電量、設置コス トを正確に計算しお客様に安心していただきたいからです。
さぁ!太陽光発電を真剣にご検討されているのでしたら、まずは屋根診断からはじめましょう!屋根診断をしたからといって、絶対に弊社から購入しなければならないということはありません!
弊社も屋根の老朽化が進んでいる場合は設置自体をお断りすることもあるくらいです!
安心してお申込み下さい!!
屋根診断を行うにあたり、お客様のお宅にご訪問させていただきます。そのご訪問にあたり、次の3つのことをお約束いたします。
正確なお見積もりとシミュレーション、キャッチ工法の確認をお話しするためだけにお伺いいたします。
お客様からのご連絡がない限り、再度ご訪問するようなことはいたしません。
セキノ興産は東北から近畿地区まで支店がございます。
その支店のプロフェッショナルが、その地域の天候なども考慮した、より正確なシミュレーションをおだしいたします。
屋根診断をさせていただいたお客様全員に、太陽光発電の仕組み、経済的メリットなどについて詳しく書かれた「丸わかりブック」を無料でプレゼントいたします。