太陽光発電システムの稼動までの流れ
設置場所や設置時期、希望電力量、ご予算などを確認します。
【設置場所の状況確認】
太陽から直接届く光が少ないと、十分な発電量を得ることができないので、近隣の建築物や樹木などの配置を確認します。
【設置可否の確認】
70 年間、屋根を見つめてきた経験を生かし、既存状況が合格基準と合致しているかを確認の上、屋根材や家屋の劣化具合を調査します。
●リフォームのご提案 ・屋根材、野地板の状況
●合格判定基準
【仕様の検討】
お客様に「最適な電力量」や「ご予算」を確認し、「設置面積」や「屋根の形状」も勘案した上で、最適な仕様を検討します。
【実施設計】
どの方位の屋根面に、どの太陽電池モジュールを何枚設置するかを決定し、レイアウト図を作成します。
【御見積書の作成】
実施設計に基づき、機器費や工事費の内訳と費用の詳細を明確に記載した正確な御見積書を作成します。
【シミュレーションの作成】
※初期費用=御見積金額-国や自治体の補助金
※年間予想節約電気料金(売電収入含む)は太陽電池メーカー指定のシミュレーションソフトにて算出します。
※三菱製の場合は、発電量のみのシミュレーションとなります。
お客様と「工事請負契約書」を取り交わします。
国の補助金を受けるには事前申請が必要ですので、契約後の着工する前に交付の申請を行います。また、地方自治体の助成制度で事前申請が必要なものについても申請を行います。国の補助金の場合、工事完了から1ヶ月以内に実績報告書(受給手続き)を行うと、2 ~ 3 ヶ月後に交付確定通知書が発行され、その1ヶ月後には補助金が振り込まれます。
■補助金が交付されない!? 2つの申請タイミング
多くの補助金は事前申請型ですが、交付決定の通知が来る前に
着工してしまうと、補助金が交付されないので注意が必要です。
系統連系/余剰電力売電申込書、契約の手引きや価格表などの資料は電力会社に資料請求する必要があります。
メーカーのマニュアルに従い、金具取り付け位置及び架台レイアウトの確認を行い、正確で丁寧な施工を行います。
【電気工事】
パワーコンディショナ、モニター、分電盤(遮断器)、電力量計を設置します。
【配線工事】
太陽電池~(接続箱)~ パワーコンディショナ~ 分電盤の配線を行います。
パワーコンディショナーを設置
売電メーターを設置
アース工事
発電モニター・自立コンセントの設置
【竣工検査】
目視で傷や汚れがないことを確認します。また接地が正しく行われ、電力会社立ち会いのもと系統連系が正常であるかを検査します。
【お引き渡し】
お客様に書類を提出し、システムを引き渡します。
【お支払い】
補助金の受給手続きを行う際、領収書が必要となります。
【メーカー保証の申請】
申込書を記入し、施工店が記入する「施工・点検書」と併せて販売店がメーカーに提出します。
【補助金の受給手続き】
国の補助金の受給手続き(実績報告)を行います。また、地方自治体の助成制度で事後申請が必要なものは申請手続きを行います。