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太陽光発電のトラブル事例集
太陽光発電の施工トラブル

屋根に雪止めがないことに対する隣家からのクレーム

屋根に雪止めがないことに対する隣家からのクレーム

2年前に新築3階建の注文戸建住宅を建てた。
屋根全体に外国製の太陽光発電機器を付けている。当地は年に1~2回雪が降る程度なのだが、屋根が太陽光発電のガラス面であるため、雪止めがなく、隣地および道路に雪が一度に落ちる。
隣地所有者から、所有地内に雪が落ち人的にも財産的にも被害を生じる恐れがあるので、雪止めをつけるようにと苦情を申し入れられている。
私の費用負担で取り付ける必要があるだろうか。
また、道路に雪が落ちて他人に怪我をさせた場合には、私が責任を負わなければならないのだろうか。
施工会社に雪止めの取り付けについて検討させたところ、特注でアングルを作り取り付ける方法を提案された。
しかし、このアングルの取り付けによって太陽光発電の発電量がかなり減ると施工会社からシミュレーションされている。
年に1~2回の雪のことで、予定された発電量を得られないのは心外である。
またアングルを数十個屋根につけることにより、かなりの重量を屋根に乗せることになる。
もしこのアングルが落下したら落雪以上の被害を生じるのではないか。
アングルの取り付けの費用負担を施工会社に求めることはできないか。
(2001年05月)
財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センターより引用

■相談結果

他人の所有地内に雪・雨その他を落下させれば、相手方は妨害排除請求をすることができる。
これは法令上明文があるわけではないが、所有権にもとづく請求権として認められている。
したがって、あなたとしては隣地所有者に被害が及ばないように配慮する必要があるだろう。
隣地所有者との関係では、あなたの費用負担になる。
また、道路側に雪が落ちて他人に怪我をさせれば、所有者であるあなたが責任を負うことになる。
しかし施工会社に対しては、落雪の程度によっては、施工上の問題としてある程度の費用負担を求められるのではないか。
雪止めをつけることが建築基準法上必要とされているわけではないが、近時では豪雪地帯でなくても雪止めをつけるケースがある。
また雪止め取り付けによって予定した発電量を確保できないのであれば、被害があるといえるし、被害を最小にする工法を考えてもらってはどうか。



(財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センターより引用)

セキノ興産からのアドバイス

弊社の場合、多雪地域(東北・北陸地域等)は設置前に必ず雪が積もった事を想定して落としても良い場合(落ちる場所が空き地等問題ない場合)と落とせない場合(隣地へ雪が飛んでいく若しくは道路へ落ちる場合等)を判断して設置方法を検討し、お客様へ先に提案をしております。
一般地域の方は、雪が降ってもすぐ解けてポトポト落ちる事を想像されますが、30㎝以上積もる地域になりますと実際は雪の塊ごとガラス面を滑って雪が飛びます。
状況にも因りますが、屋根の軒先面から2~3Mくらいは飛んでいきます。
対処法としてはパネル設置位置を軒先から1.5Mくらい離す+軒先近くにに雪止めを設置という方法が一般的です。
軒先にからの距離を1.5Mくらい取れない場合、設置枚数を減らして距離を取るか、軒先に設置出来て尚かつ効果のある雪止めを設置できるかを検討します。
地域に因っては雪止めを設置すると雪が屋根上に積もり過ぎて過重も考えられますので、地域の営業所へご相談下さい。


セキノ興産の積雪のある地域の施工事例

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